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2022.11.07 コラム

脚を太くする蹴り方してませんか?

こんにちは!
シェイピット川崎の難波です!

元プロ選手のわたくしから、皆様に効果が出るキックボクシングエクササイズのポイントをご紹介したいと思います。

やりかたで結果が変わるのがトレーニングです。

方法を間違えると望まない結果を得ることになります。

特にキックのやり方は、誤解すると脚が太くなり、怪我のリスクの高い、不安定なフォームになってしまうので注意が必要です!

ダイエットで回り道をしないためにも、正しいやりかたで運動しましょう!

【蹴り脚より支える軸脚が大事!】

キックボクシングを初めてやるかた(経験者も意外とハマっていることがある)が陥りやすいポイント、それは蹴る方の脚に力が入りすぎていることです。

えっ!?蹴る脚に力入れないの!?それってちゃんと蹴れるの!?

不思議に思うかもしれませんが、実は末端に力が入りすぎると、カラダの連動を妨げることになります。

キネティックチェーンという運動連鎖において、軸足から体幹そして末端の蹴り脚に力が伝わっていきます。

先に末端に力が入ってしまうと力のロスが起こります。

多段式ロケットをイメージするとわかりやすいです。

第一段から順番にロケットエンジンが点火されていき、徐々にエネルギーが加算され、加速するのが多段式ロケットです。

末端に力が入っているというのは一発目からすべてのロケットエンジンが点火されるようなものです。

エネルギーが加算されないばかりか、がちゃがちゃにパワーがロスされていきます。

そのため、全身を使って出力するのではなく、太もも単体で同じ出力を出そうとして、一つの筋肉に対する負荷が増大します。

そうすると、太ももの筋肉ばかりが活動して肥大化し、もりもりと脚が太くなってしまうのです。

しなやかでバランスのいい均整のとれたボディラインを作るためには、全身を機能的に動かすことが重要です。

【どうすれば全身を使って蹴れるのか?】

まずは歩くように軸足を踏み出してみましょう。

重心を自然と軸足の真上に乗せることができます。

次に脚を持ち上げるのではなく、骨盤を持ち上げます。

肋骨と腰の骨の間の脇腹をぐっと寄せる感じです。

脚は腰の動きに引っ張られるような感じで持ち上がっていきます。

蹴り脚が腰より先行すると、末端のロケットエンジンが点火状態になるので気を付けてください。

そうすれば鞭のような蹴りが打てて、全身が連動するので脚のラインも美しく引き締まるはずです!

また、キックボクシングのカラダの使い方は日常生活の動きもより効率的に変えてくれるので、痩せやすいカラダ作りにもつながります!

力任せにがちゃがちゃとカラダを動かすのではなく、よりスマートにトレーニングをしていきましょう!

次回は【ウエストがくびれるキック】のお話をしたいと思います。

お楽しみに!